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バーコ印刷で印刷面に立体感を!

2009 年 7 月 7 日

印刷加工オプションの「バーコ印刷」をご紹介します。

 

アメリカのバーコ社が開発した隆起印刷方式。印刷面に光沢のある凹凸をつけます。

熱によって膨らむ樹脂パウダーをオフセット方式で印刷面に付着させ、加熱融解させることにより、絵柄を盛り上げる印刷方式です。

オフセット印刷面に別版でバーコ用の接着インキを刷り、樹脂パウダーを振りかけてから余分なパウダーを取り除き、加熱処理により気泡を作成させます。

UV隆起印刷が30200ミクロンの隆起に対して、4060ミクロンの隆起をすることができます。

 

種類としては、樹脂パウダーには、透明、金銀、白、パール、ラメなどの色があります。盛り上げの度合いによって、大粒、小粒のパウダーがあります。

 

用途としては、雑誌・書籍のカバー、パッケージ、グリーティングカード、ラベル、ポスター、ノベルティ、名刺など。

 

ご注文の際には、以下のような点にご注意ください。

・全面印刷、部分印刷ともに可能ですが、細かい線や文字の表現には向きません。

罫線は0.5mm以上必要になります。広い範囲のベタがある場合、盛り上げにムラができます。

180℃程度の熱処理を行うため、熱に弱いコーティングされた用紙(両面アート・コート)やPP貼り加工された用紙には印刷できません。また、芯にアンコの入った紙、表面PP加工したものは不可です。これは、用紙が火ぶくれ現象を起こすためです。

・片面印刷のみです。両面印刷はできません。

・マットタイプ(つや消し)はありません。

・バーコ印刷用のデータは、別レイヤー(スミ100%)で指定し、トンボ付きのデータをオフセット印刷用データと合わせて入稿してください。

・長時間の直射日光により変色することがあり、時間が経つと黄変することがあります。

・断裁面にかかると剥がれ・割れが起きるため向いていません。

・同じ盛り上げ加工のUV隆起印刷に比べると、若干安く加工をすることができます。

・UV隆起印刷との違いはUV隆起印刷は表面がフラットに比べ、バーコ印刷は多少の凸凹が発生します。

 

その他、詳しくはサポートセンターまでお気軽にどうぞ。

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