新着情報 > お知らせ, 特殊加工についてのご注意 > 印刷面のピカピカ仕上げやマット調仕上げにPP貼加工!

印刷面のピカピカ仕上げやマット調仕上げにPP貼加工!

2009 年 5 月 12 日

今回は表面加工オプションの「PP貼加工(光沢/マット)」をご紹介します。

 

PP貼加工(光沢/マット)は、印刷表面に強い光沢を与え、耐水性、耐摩擦性、耐久性をもたせるための加工で、印刷終了後にPPフィルム(ポリプロピレン・厚さ0.015mm位)を表面の接着剤で熱圧着(100℃程度)する加工方法です。

光沢タイプのPPを貼ると全体的に華やかなイメージになり、マットタイプでは、用紙やインキのつやを抑え、落ちついたソフトなイメージに仕上がります。コーティング加工やプレス加工された表面よりも強靱(きょうじん)な化粧ができるため,本の表紙やカバー・比較的強度を要する下敷きなどに使用されます。ただし、用紙リサイクル適性に不向きです。

 

種類としては、仕上がりの質感は「光沢(グロス)」と「マット」があります。 さらに耐久性の高いPET貼加工もあります。

 

用途としては、(摩擦・汚れ防止やインキ汚れ防止として)雑誌の表紙、書籍カバー、紙製手提げ袋、メニューなど。 (表面の雰囲気調整として)パッケージやラベル、カード類などがあります。

 

ご注文の際には、以下のような点にご注意ください。

・光沢PPを使う場合に、用紙にマットで吸湿性の高いものを選ぶと、PPの光沢感は半減してしまいます。

・印刷した後とPPを貼った後では色が多少変化しますので、予めご了承ください。

・光沢PPを使う場合は、「赤」が濃く見える傾向がありますのでご注意ください。

・マットPPは、PPフィルム中の樹脂の配合によって,乱反射を生じさせ,マット調に見せているため、印刷面の絵柄が全体的に暗く仕上がってしまう傾向がありますのでご注意ください。

・PP貼り加工は全体加工のみで、部分加工はできません。

・両面加工は可能ですが、薄手の紙には不向きです。

・薄手の紙の場合、若干ロールしてしまいます。

・金・銀や蛍光インキなど粒子の大きなインキを使った印刷物だと、ハガレが起こってしまいます。

・PP貼加工をした用紙はリサイクルができなくなります。

・ニス加工とPET加工の中間の効果となります。

その他、詳しくサポートセンターまでお気軽にどうぞ。

印刷のフデビン

お知らせ, 特殊加工についてのご注意

コメントは受け付けていません。