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香り印刷で印刷面にさりげない演出を!

2009 年 6 月 9 日

今回は印刷加工オプションの「香り印刷(香料印刷)」をご紹介します。

香り印刷とはこすったりすることで香りを出すことができる印刷方式です。
香料(精油)入りのマイクロカプセルが混ざった透明インキを使い、オフセット印刷面にスクリーン印刷をします。匂いを楽しむには基本的に指などで擦ってマクロカプセルを破壊して出てきた精油をにおいます。マイクロカプセルが壊れない限り匂いは紙面上に維持されます。

種類としては、ストロベリー・ローズ・レモン・ラベンダー・バニラ・ミントハーブ・ヒノキ・ジャスミン・ピーチ・ブーケ・ライム・ライラック・オレンジ・アカシア・ユーカリ・カーネーション・白檀といった香りがあります。(’09.05現在)

用途としては、パッケージ、グリーディングカード、ラベル、ポスター、ノベルティ、POPなど。小児用教材、化粧品系販促ツールなど。

ご注文の際には、以下のような点にご注意ください。
・透明なので細かい線や文字の表現はできません。香りを出すためには1㎠以上の香り面積が必要です。
・細かい香りの調節はできません。香を嗅ぐ人によって、違った香りに感じられる場合もあります。
・香りを逃さないために、折り加工でフタを付けるなどの工夫が必要です。
・PP貼加工など表面を覆う加工との併用はできません。
・香り印刷用データは、別レイヤー(スミ100%)で指定し、トンボ付きデータをオフセット印刷用データと合わせて入稿してください。
・耐久性としては、摩擦や加圧に弱いです。マイクロカプセルは自然に破壊されていきますので、擦らなくても長期に渡って保存される場合は香りが飛んでしまいます。
カプセルが壊れていない状態なら3年ほど持ち、カプセルが破壊された後でも2カ月~6か月ほど持ちます。ただし、長時間の直射日光により香りが落ちてしまう可能性があります。
・四六判で135kg以上の厚みの紙への加工が適しています。
・凹凸のある用紙にはインキがうまくのらないので印刷ができません。
・コート紙系、マットコート紙系、上質紙系には印刷ができますが、マットコート紙、上質紙は若干香りが弱くなる傾向があります。

その他、詳しくサポートセンターまでお気軽にどうぞ。

印刷のフデビン

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